うつとしにたい

ひとはしんでも、いいらしい

うつとうつになった理由

 

どうもこんばんはやまもとくんだよ。

書いてる時間がわりとこんばんはな時間だからこんばんはと言っているだけで朝読んでいる人も気にすることはないよ。ご機嫌はいかがですか?

 

本日のテーマは「うつとうつになったこと」

 

これはただ単純に「あれそういえばわたしなんでうつになってんだっけなあ」という初心に帰るための記事であり、やまもとくんが勝手に定めて言っているだけの精神治療の一環だよ。全員最後の最後まで付き合ってもらうからな絶対に最後の最後まで一言一句逃さず読めよ。あ、だいじょうぶだいじょうぶ、調子いいときにちょこちょこ読んでよ。うんうんだいじょうぶじぶんのペースで最後まで読めよ。本当に最後までよんだ人は褒めるので報告してください。

 

はてさてそれじゃあなんでまたうつになったのかというところに立ち返って考えてみましょう。こうやって考えられるということはかなり回復してきたんだなあと感慨深いものがありますね。昨日の夕飯時食卓でパニックを起こした人間の発言とは思えませんがまあまあまあまあ。回復期って活力が戻り始めてきていろいろやって結局エネルギー切れ起こしてイライラしたりとかうつ最初期に戻ったりとかするらしいし調子の波こればかりは己の力でどうになるもんでもないのでしかたありませんのできょうもしにたい気持ちを抱えてレッツ蘇れ記憶。

 

わたしの場合、自分でいま思ってもうつになったすっごいわかりやすいきっかけがありました。

職場の異動です。

多分どっかの記事にも書いたけど、職場の異動に伴って昇進したんですよ。パートなんだけど言ったらなんですが割合優秀な方なのでお給金も相当もらってたしかなり手厚くやらしてもらっていたんですよ。

で、昇進してひとつの部署を任されることになったやまもとくんは2週間でうつ発症でさよならグッバイ現在療養中、というわけですね。

 

みなさんも余裕があればなんですが、なんでじぶんがこうなってしまったのだろうというきっかけやじぶんがいちばんしんどいと思うことを、本当に本当に本当に今日は最高潮に気持ちに余裕がある!とか、お薬ガンギマり最高潮で怖いものはなにもねえ!!みたいなときにだけ振り返ってみてください。

そうじゃないときにはぜっっっっっったいにやるなよ。

フリじゃないからな本気で言ってるからな。本気でそんなん考える余裕がないときに考えたら死にたくなるだけだからな。お前らうつマンすぐ焦っていろいろやろうとするほんとそゆとこいけんとぼくは思うよ自戒を込めてな!!!!!!!!絶対に余裕があるとき以外やるなやるとしてもカウンセラーや話しても許される友人や家族とやれ。

 

ということでぼくのきっかけはそれだったわけですが、それ以前の問題として、もともとわたしは常に「仕事が趣味です」「休みの日の休み方がわからない」「休みの日なのだから有意義に過ごさなければならない」「休みの日にのんびり寝ているなどというのは言語道断である」「やることないから仕事しよ」という力の抜き方下手すぎるにもほどがあんだろという生き様を見せつけてきました。

 

異動前は異動前で店舗の所属部署の人員があまりにも少なく本来二人から三人、適正四人だけど四人いたらうれしいなくらいのところをずっと一人で回し続けてきたわけなんですよ。しかも自分でいうのもなんだけどあり得ないくらい良成績と頑張り具合で。

販売員として良成績だったのは素直に自分の6年間毎日泣いたり泣いたり泣いたり1か月休職したり無理やり事故って休んでみたり体が動かないのを必死でごまかしながら必死こいて働いていた飲食店員時代の努力のおかげだと思っているので認めてあげられるのですが、それ以外のそういう土台ができていない部分の雑務やその販売に使う知識などは、未経験からありえないスピードで覚えざるを得ない状況に置かれたりていうか大体相当必死こかないと置いてかれちゃう負けちゃうという焦りから相当必死に仕事のことだけ考えて生きてきたんですね。たぶんこのあたりのことはこの記事で書いた気がしてきた。まあいいか。

 

で、まあ、そういうこともあって良成績で当時は特に役職の無いただのパート販売員だったのでまあなんかあれば上司がどうにかしてくれるという安堵感もあり(まあ助けてもらえずに最初から最後までクレーム処理してお客さんの家に土下座しにいったけど)(まあかなりの量の上司のクレーム対応しまくってたけど)、お店自体も雰囲気よすぎてなんかもう家?家か?というくらいでした。休みの日に遊びにいくのを我慢するくらい大好きなお店だったんですね。

 

一人で部門をまわさなくちゃいけない、クレーム対応も増え、しんどいが重なってやめよう、やめないにしても違う部署に異動させてもらおうと思っていてそれでもすごく頑張れたのは入社当時から必死こいて頑張って誰よりも早く仕事を覚えて熱心に販売して誰よりもガチのガチで仕事をしていたことを店長をはじめすべての人が認めてくれていたからなんですよね。

 

それでも人間てすごく難しいもので。

 

しんどい、つらい、やめたい、もういやだ、という言葉が、家にいるときのわたしから相当に増え出した時期があったそうです。家族から聞いたんだけど。でも休み方を知らないからうまく息抜きもぜきずに自分に自信を失い、やりたいことやれることが後回しになってやらないといけないことすらさばききらなくなってそこにまたクレームの対応が入ったりして、どんどんと滓がたまっていってしまっていたんでしょう。

 

そこにきて、大好きな職場から異動と昇進。

 

偉い人が来て、「やってみない?」と言ったとき、わたしは悩みました。

ていうか、未経験から1年やっと経ったばっかだぞ、と。ていうか、だいたい、偉い人とのその面談のとき、正直わたしはその部署をやめて違う部署にいくか本気で辞めるというお話をしたつもりだったんですよ。

でもわたしは結果「やってみる」ことを選び、「やれずにうつになった」のです。

そのへんのことはうつと自己評価、そして努力についてという記事に書いた気がするのでそれをよめください。

 

異動先のほかの部署のリーダーたちはクソ野郎ばかりで、自分の部署は2、3代前のリーダーが荒らしに荒らしてボロボロ。

もちろん、わたしをリーダーにと推してくれた偉い人は、最初はどうにもならないだろうし売上なんか気にしなくていい、失敗だってたくさんしなさい、怖がらなくていい、責任は俺が取るからと繰り返し繰り返し言ってくれていた。

わたしも最初はやりたいことが山ほどあって、でも段取りが悪く仕事ができないもんだから、毎日やっぱり泣きながら帰っていた。しんどかった。

一人で仕事をまわしていたころよりも自分よりも数段仕事のできる部下を2人も抱えて、やりたいことのやの字もできず、かといってうまくかじを取ることもできないことがとにかくしんどかった。

できなくて当たり前だよ、と、何度も何度も言われたけれど、それでも休みの日に鳴り続ける電話やLINEに追い込まれ、できないことばかりに目がいって、誰も助けてくれない中理不尽な要求や理解のできない姿勢をまさかの同じ店舗のほかの部署のリーダーにどんどん押し付けられていく。

 

正直わたしがうつになった理由なんてわかりきっていて、そういうほかの人間たちが憎くてたまらなくなってしまったからだと今なら言える。本当は認めたくなかったがほかの人間を黙らせる力も実績もない自分にはなにもいえなかった。そして理不尽なクレーム対応ばっかりして、一人でやらなくてもいいことを一人でやり続け、ほかの人なら当たり前に褒めてもらえるようなことも見てもらえずに頑張らなきゃ頑張らなきゃ頑張らなきゃ頑張らなきゃと呪文ばかりを唱えて必死に頑張った。がんばったけど頑張れてなかった。がんばれてなかったからなんにもできなかったのだという事実はいまだにぬぐえない。そうじゃないといわれたとしてもわたしはもう逃げたので帰る場所がない。

 

戻ってこれるように、と、店長も、偉い人も、体制を整えてくれている。

けれど、わたしがうつになった理由はリーダーが嫌なわけでもなにかしたくなかったわけでもない。自分のキャパシティを超えてしまっていたということだけだ。人間的に認められない人とうまく折り合いをつけることなんてできるわけがない。なんで喜ばれるための仕事で押し売りをしなければならない。そんなことを認めているくらいならわたしは死んだ方がましだ。長年やっているからという理由で、感情論で他人を責め立てる人間を認めるくらいなら死んだ方がましだ。

 

わたしはわたしの下に就くだれかを守れるような人間ではないのだ。

 

キャパシティがコップ1杯分くらいなのに、異動する前にだってそのキャパシティを表面張力でなんとかしていたくらいなのに、それに気づけずに大きく迷惑をかけ続けていることがもはやうつの原因だ。

 

どうすりゃいいのか2か月経ってもめどが立たない。

仕事がしたい。それは本当だ。でも、あのお店、あの人間たちがいるところで、したいか?逃げてしまった場所に返って仕事できるか?と言われたら、絶対的にNOだ。

ただわたしは喜ばれる仕事がしたい。

ただわたしは初めていまの仕事に就いたころ思っていた楽しい気持ちだけを思い出したい。

 

社会なんだから、そんなの無理に決まってる、というのであれば、それが正論なんだろうと思います。それならぼくはこういいます。だからなんだよって。

 

わたしはわたしの信じていることがあって、そこに対して必死になってやってきた。でも生きていくのがへたくそだからいつでもギリのギリで、でも、でも、絶対に喜んでもらえる人になりたいし喜んでもらえることを全力でやれる人としか仕事がしたくないんだ。

 

こういうときってどうしようね。責任なんか負いたくねえなあ。

 

誰にも負けない仕事がしたいとただそれだけがわたしの望みであり、そうするためにものんびりやるしかねんだよなあと焦りとイライラで大暴れしながらはやくなおることを望みつつも、同じ生き方で次は死ぬんだろうなといつも笑いながら思っています。

 

 

どうでもいいけど最初の方で「心に余裕がある奴以外は同じことやんなよ」って書いておいて、書きながらどんどん心に余裕が失せて死にたくなったので心に余裕があってもやらないことを推奨したい気持ちでいっぱいなので絶対にだれもやるな。